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若い命が失われた。

では、今回はいつもの通りの人種差別の主題から離れ、先日朝日新聞で読んだかわいそうな話しについて書きたい事があります。あくまでも、非日本人友情協会の方針が全ての人の人権を守る事なので、偶に人種差別等に関係ない労働問題とかも取り上げたいと思います。宜しくお願いします。

高橋まつりさん、24歳さて、本題に入りますが、記事が長い為、全文は載せませんが、要約すると、この素敵な女性、高橋まつりという方が、大手の広告社の電通に27年10月から入社し、たった2ヶ月が経ってから恐ろしい労働環境のせいで若い年の24歳で自分の命を絶ってしまったという話しです。

正に、それだけで本当に意余って言葉足らず悲しくてかわいそうな話しですが、泣き面に蜂のように、電通からの情けない対応が卑怯なもんです。

さて、あいつらはいったい何をしたかと言えば、この悲劇に対する、電通のいわゆる「対策」を見てみましょう。記事に全体的に書いてありますが、ここでは要点を打ちます。但し、それぞれを「クソ」、「腐ったクソ」、「臭くて腐ったクソ」、そうして最ものクソの「大クソ」に分けて記します。
第一段:クソ

・午後10時~午前5時は社屋を全館消灯し、持ち帰り残業も原則禁止
 ➤(即ち、午前5時から午後10時までずっと働いて欲しい時があるだろう。)
・複数月連続で労使協定の上限に近い残業をした社員の勤務実態を確認
 ➤(マジか?今までは社員達の勤務実態を把握していないと、俺達は信じるはずなの?ありえねー)
・長時間労働や深夜労働を減らすため、業務の進め方や受注方法に関する「社内提言チーム」を発足させ、具体策を作成
 ➤(なぜなら、「常識」は難し過ぎからだ。)
・社員が健康を害するおそれがある場合、業務の負担を速やかに改善できる体制を構築
 ➤(無意味で無駄だ。元来なんでそんな状態になったかい?)
・ハラスメントの予防について、研修などで啓発
 ➤(真剣に取り組まないと、何も変わらないに決まってんじゃん。)
・広告業界のリーディングカンパニーとして、業界全体に根ざす長時間労働の慣行を是正する取り組みを推進
 ➤(「私達のように自分の社員を殺さないようにしましょう!」が標語になるだろう。)
第二段:腐ったクソ

・部や局の各種研修、懇親会、反省会などの準備・出席といった名目で実質的に業務とみなされるものによって、過重な負荷を生じさせないよう徹底
 ➤(最初からずっと常にこれをしているはずじゃないの?)
・自己申告した始業・終業時刻と、オフィス出入り口のゲートの通過時刻に30分以上差があれば理由を調査
 ➤(役員:「なんで遅かった?!あっ、俺がそう命じたから。ハハハハァ…」)
・新入社員の残業は月45時間以内(他の社員は特に忙しい時期でも月75時間以内)とする
 ➤他の国では、労働者はこれ程長時間働いてはいない。なんで電通ではこんな長時間労働が必要な程度まで社内機構が不効率的なの?
・メンタルヘルスに関する定期健康診断を年1回以上実施。新入社員は入社後1年以内にもう1回追加で実施
 ➤(社員達が苦しんでいるのはもう当たり前なので、これは無意味の建前に過ぎないに決まってんじゃん。誰かの娘が死んだよ、ふざけるな!)
第三段:臭くて腐ったクソ

・自己啓発や私的な情報収集を理由として会社に残ることを原則禁止
 ➤(新しい言い訳を考え出しましょう!)
・役員、管理職をはじめ、全社員に日常的にメンタルヘルスの研修・教育を実施
 ➤(実際に社員のメンタルヘルスを大事にしていたら、ふざけた長い残業をさせないだろう。)
・社員の心得「鬼十則」を使って過度の精神主義を強調するような労務管理、新人研修をしない
 ➤(「ねえ、もしかしてあの侵害的な研修をやめたらいいかな・・・」と、電通の天才の役員が、ある日、思った。)
・社員の実際の労働時間を正確かつ適正に記録
 ➤(労働時間を正確に記録するのは本当にそれ程大変なの?信じられねー。嘘くさいやつら。)
第四段:大クソ

・全社員に適正な勤務登録・承認への理解を促すDVDを作り、継続的に啓発
 ➤(この悲劇は社員の失敗じゃない!役職員のせいだよ!社員達を責めるな!ふざけるな!)
・労使協定で決める1カ月の残業時間の上限を引き下げるよう努力
 ➤(引き下げるよう努力って…冗談じゃないよ!自ら残業の上限を決めるに決まってんじゃん!責任をとれ!)
・遺族側の代理人弁護士を講師として、遺族も参加する管理職向けの研修会を合意から3カ月以内に実施
 ➤(遺族は本当にこんなふざけたショーに参加したいの?なんでちゃんと自分で会社を営めないの?遺族も充分苦しんでるじゃん。本当に情けない野郎達。)

それでは、以上の電通からの、この悲劇に対する対応から特に気になるのは、この「社員を教育しよう」という観点です。間違えなく、この恐ろしい事件の原因は、社員の不注意や研修不足ではなく、マネージメントの最悪のリーダーシップと電通の社風でしょう。

それにもかかわらず、電通の役職員達は勝手に、この「被害者を責める」という態度をとり、「適正な勤務登録の理解を促す」なんていう風に社員が間違えているかのようにふざけていますね。ねえ、自分自身が受けている苦難を被害者のせいにする事と言えば…なんか聞いた事がある気がします。…あっ。そうだったっけ。在日外国人も同様にとてもよく自分自身が受けている差別を責められているのです。法務省さえ、いわゆる「言語、宗教、文化、習慣等の違い」により在日外国人が差別されていると主張しています。(2ページをご覧下さい。)その主張の根拠になっている研究等が無い事を問わず、もし実際にそうであれば、なんで非日本人が日本に長く居れば居る程その問題がなくならないのでしょうか。勿論、少数派に対する差別は正にその少数派の人達のせいです。然もなければ、誰か責任を取らなければならなくて、それは駄目でしょう。

同じ様に、電通でも、かわいそうな高橋さんが過労し過ぎて、自殺したのは、彼女と他の社員達がちゃんと職場の規則を理解しなかったからです。彼女らが充分研修されなかったからです。然もないと、どうやら、まるで電通が高橋さんを殺したかのようですね。それは駄目でしょう。だから、「この酷い真実を、利用されている社員達のせいにしておき、密かに私達自身の過失を隠しましょう。それで、いいなあ。それで、いいでしょう。」


(追記:この記事で、電通のふざけた対応を馬鹿にするのに、少しユーモラスに書きました。しかし、高橋まつりさんの死を一切軽く見ては居ません。高橋さんのご家族に、心の底から、お悔やみを申し上げます。もし多くの方が高橋さんの話しを知って頂ければ、次の悲劇を防ぐ事が出来るかもしれません。その気持ちを込めて書いています。)
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管理者のはっくんと申します。所沢市の非日本人友情協会(日本人も大歓迎)の公式ブログです。人種差別、人権、一般生活の記事を投稿しています。宜しくお願い致します。m(_)m

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