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そもそも、人種差別とは何?

読者の皆さん、ゴールデンウィークをごゆっくりお過ごしでしょうか。今日は所沢では素敵なお天気を摂取させて頂いております~♪もう去年から殆ど投稿していないのは、申し訳ございません。様々な事情はありますが、それを全て説明するのはやはり言い訳に過ぎませんので、その説明を省いて早速本日の話題に入ります。これは長く思案したり練ったりしてきたテーマで、祝日ののんびりした昼間を機にブログに起こしたいと思います。長々しい投稿になりますが、ご一読の程、宜しくお願い致します。

労働紛争と絶望

さて、この話は去年の出来事から語り始めたい。去年の9月頃、職場に於けるパワハラ・苛め等のトラブルが溜まってきており、その苦痛の余りに、ある日俺はもう我慢出来ずにシフトの途中で帰ってしまった。2日後、職場に戻ったと、即日解雇の知らせを受けたので 、当時の1年前から入っていた労働組合に連絡を入れて、力添えを頼んだ。実は、その前の職場でも人種差別や苛めの余りに同様に困っており労働組合に頼んで大いに世話になっていたので、実績のある労働組合だったのだ。しかも、組合員の大半は俺と同じ、反安倍政権、反戦争、反差別等を唱えていたので、一緒に他の活動にも参加しており、俺は心強かった。

但し、組合員全員が仲間だったとは言えない。「アナタはなんでここに居るの?日本人じゃないだろう」を言われたりする事もあったのだ。で、今回は、俺の案件を担当するのは以前から俺に馬鹿にした日本語や半分英語で話し掛けたり俺の事を他人とは違って勝手に呼び捨てにしたりしている人となった。この人は明らかに俺の事を日本社会人及び人間同士として受け入れていないにも関わらず俺の担当者になったのは不思議で仕方がないのだったが、当時には俺は困り切っていたし、前回の担当者がこの人に自信を持っているようであったので、俺は黙認する事にした。その結果、本場の交渉に入ったと、この新しい担当者が殆ど発言出来ずに俺と雇用主との言い争いを無言のままで座視する事で終わった。その後、俺達2人が帰り道に珈琲を1杯飲みながら(俺が奢ってあげた)当日の交渉を反省した。仕事を失いそうになっていた俺が話しながら、特に職場に於ける人種差別問題を話題にしたと、担当者は繰り返し溜め息を吐いたりして、和人ならではの、余計な「日本説明(=ジャパンスプレイン)」をし始めた。恐らく言うまでもないだろうが、交渉は俺の負けで終わった。それから、俺はあの労働組合に自信を失い、組合費を納付しなくなったのだ。

不測な誘い

それで、数か月経ち、同じ担当者から3月の移民労働者人権デモへの参加を誘われて、肝を潰した。以前にも不思議に思っていたが、この人は反差別デモに参加するのはよもやあるまいであろう、と。しかもわざわざ俺を誘うとは理解出来ない事であった。それでも、デモの当日は暇であったし、勿論俺の支えている主張のデモなので、参加する事にした。

デモの旨が未詳の方もいらっしゃるであろうが、簡潔に纏めると、移民労働者(=「外国人」)の人権や日本社会への貢献を宣伝するものである。信じがたい事だが、以前俺の事を侮ったり、俺の困難を軽視したりしていたこの労働組合の人が俺の隣りに立って正しく彼自身の行動に反対した声を上げるのであろうか。もう矛盾の極まりなのだ。しかし、これだけではこの話は終わらないのだ。

意外な出来事

デモの後で、労働組合の人達と一緒に例の飲み会に連なった。この飲み会では更に興味深い出来事が起こったのだ。当たり前の事であろうが、俺はいつもの通り、当日日本語だけで喋っていたのだ。飲み会も例外ではなかった。それにも拘わらず、ついさっきまで皆と一緒に差別の無い社会並びに移民労働者の人権を宣伝していた見知らぬ20代前半の男が、俺を含んで飲み会出席者全員が日本語ばかり喋っている中で、行き成り俺に片言英語で喋り掛けてきたのだ。ただ、それだけではこの打っ飛んだ話はまだ終わらない。基本的に例外無しこの様な人を無視するのだ。しかし、当日はなぜか、英語で答える事にした。当然、彼は俺の答えを理解出来なかった。そして、繰り返しだが、俺はその瞬間まで当日日本語ばかり喋っていたし、正に同じ酒宴でも他の出席者全員と日本語ばかり喋っていたにも関わらず、このアホは理解出来なかった俺の英語の答えの和訳を求めるには、英語を分からない隣りの和人の男に向いたのだ。でも、待って!まだあるよ。隣りの男が訳せなかった事が明らかになったと、俺は自分の言葉を日本語に訳してやった。すると、このアホは再び英語で言い返そうとしたのだ!ブチ切れるか、大爆笑するか、迷ってしまう程馬鹿らしい出来事であった。

そこで、怖いのは、この出来事を不思議に思った人、人種差別的だと分かった人はどうやら、居なかったようだ。正に、以前話していた労働組合の担当者の人も、今でも常に反差別を主張しているのだ、自分の矛盾にも拘わらず。この2人の矛盾が最近、最も気になるからこそ、ここで例として挙げているのだが、実はこんな人によく遭ってしまうのだ。でも、そう言う事であろうかね。自分は人種差別主義者だとは、誰も思いたくは無かろう。差別に反対していると主張したい人は殆どであろう。一方で、アメリカの黒人の方々に聞いてみれば若しかして分かるかもしれないが、「私は人種差別的な事をしている」と容易に覚悟して、自分の言動を改善出来る人は少なかろう。その人間的な強情に加えて、実は我が国では「人種差別とは何なのであろうか」と言う教育はほぼ無いので、自分自身の言動を見詰め直そうとしても、何を参考にして自分の振る舞いを評価するのであろうか。俺の一家論に過ぎないが、我々少数民族の人達が受けている矛盾(つまり、反差別を主張している人さえも人種差別的な言動を何気なく犯している事)の原因は、本物の無知なのではいだろうかと、俺は最近思っているのだ。従って、ここでは俺は出来るだけ簡潔に人種差別を定義しようとする。

人種差別とは?

先ず、人種差別とはもう国際法上定義されている事を忘れない様にしよう。早速その定義を見てみよう。

あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約(日本は1995年に加入)の第1条の1

『人種差別』とは、人種、皮膚の色、世系又は民族的若しくは種族的出身に基づくあらゆる区別、排除、制限又は優先であって、政治的、経済的、社会的、文化的その他のあらゆる公的生活の分野における平等の立場での人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを妨げ又は害する目的又は効果を有するものをいう


以上の定義を読んで頂ければ分かるであろうが、いわゆる「民族差別」「外国人差別」等は、実際に人種差別に当たるのだ。これは俺の個人的な意見や一家論ではなく、これは我が国が加入している国際法なのだ。又、この条約の定義を読むと「そんなつもりはない」等の様な、よく聞こえる言い訳は無意味だとも分かるであろう。言動の目的だけではなく、効果も対象となるのだ。

さて、長々しい定義を載せたが、読んでも人種差別のイメージは恐らくし辛いかもしれない。なので、出来るだけ簡単に絞りたいと思う。人種差別と言うのは、(他の個人的な事情や個性等を問わずにただ単に)◯◯人だからといって、他人とは違って扱う事なのだ。もう少し具体的に言うと、

  ◯◯人だからといって、他人とは違って
    ●呼び捨てにしたり
    ●他国語で話し掛けたり答えたり
    ●聞き落した事、聞き返された事を他国語に訳そうとしたり
    ●話しながら変な言葉遣いをしたり
    ●話しながら馬鹿にした大袈裟な仕草や手振りをしたり
    ●当たり前の事を分からない、又は理解出来ないと決め付けたり
    ●嫌な呼び方(ガイジン、ハーフ、クオーター等)にしたり
    ●勝手に名前を片仮名に書き変えたり
    ●入居・入店を断ったり
    ●別の窓口・サービスカウンター等を使う様に強制したり
    ●仕事を与えなかったり
  する等の様な行為が人種差別に当たる訳である。

勿論、世の中でイージージャパニーズを使ってほしい人も居るであろう。自分の名前を自ら片仮名で書く人も居るであろう。そこで、前述した「個人的な事情や個性等」を考慮すべきである。あくまでも、根底になる考え方は「◯◯人(=人種)だから」ではなく、「◯◯さん(=目前の個人)だから」との事である。

それでは、いかがでしょうか。案の定、長話になりましたが、少しだけ皆さんのご理解を頂けたら幸いです。そして、纏めに、こんな風に皆さんに行動への移しをお願いしたいと思います。少数民族の方々同士からは、この投稿に書いてある話を踏まえて、周りの人達への教育をして頂きたいです。又、和人の方々からは、この話を契機に自分の言動をもう一度見直して下さい。究極、皆が気持ち良く尊重し合いながら一緒に暮らせる社会を目指しております。引き続きご協力をお願い致します。では、今回の投稿をこれで終わりにしたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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管理者のはっくんと申します。所沢市の非日本人友情協会(日本人も大歓迎)の公式ブログです。人種差別、人権、一般生活の記事を投稿しています。宜しくお願い致します。m(_)m

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