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アパートへの入居拒否(その4)

いよいよ、僕の、アパートへの入居拒否の話しの最終編。

前回投稿した様に、2月17日の法務局での相談以来、法務局からの連絡は無く、しかも元来僕は法務局に対する信頼感は一切無かったので、元々思っていた通りに直接にセンチュリー21に投書する事にしました。

平成29年2月19日(日)


18日の土曜日、仕事から帰って、零時過ぎてからセンチュリー21に苦情の書状を書き始めました。数時間を尽くして入念に自分の事情を説明して書きました。僕の手紙の内容を下記に記載します。

株式会社センチュリー21・ジャパン

代表取締役社長 長田邦裕様

前略 時下ますますご清栄の段、大慶に存じます。

私は、埼玉県所沢市の住民の(僕)と申します。本日は貴社のオーナー様に対する方針につきまして、是非ともご検討頂きたく、お願いの書面をお送りする次第です。

昨年一二月二五日にて、貴社が宣伝している、所沢市内の「パークサイドテラス」という物件の入居者募集にご応募致しました。翌日の二六日にて貴社の田口瞳様から、人種差別によりパークサイドテラスのオーナー様が入居を拒否するとのことでご返答を頂きました。センチュリー21のような名高い会社に不適切な、人種差別をするオーナー様との取引をやめて頂けないでしょうか。

貴社のウェブサイトでは、サービスの質やお客様に信頼されることをご自慢に宣言しています。しかも、「業界のリーダー」や「高い評価」も目指しています。しかしながら、人種差別をしている人達と積極的に取り組んでいる会社は、信頼し兼ねます。それに加えて、業界を問わず、リーダーになるには、全ての人を尊重したり、平等に扱ったりしなければなりません。貴社が自ら人種差別をしていないと存じますが、貴社がパークサイドテラスのオーナー様のような人種差別主義者と取引をしている限りでは、「こんなに差別をしてもいいですよ」と主張していることになります。貴社は、この差別を許すことを通して、この差別を支援しています。どうか、ご理念の通りに、リーダーになって、人種差別をするオーナー様に「ダメ」と言って下さいませんか。

現代では、世界中の企業が、社会に対する責任をちゃんととるように、ますます公衆に見張られています。将来に向かって、人々の評価や信頼を得る為に、企業が差別に反対して全ての人を尊重すべきだと、私は考えております。突然のお便りで恐縮ではございますが、是非、ご一考頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

草々 

平成29年2月21日(火)


そうして、書いて2日後、東住吉郵便局に立ち寄り、書留郵便で郵送しました。翌日の2月22日(水)11:44をもちまして、僕の手紙が長田社長に届きました。それ以来、センチュリー21から何も連絡は無く、結局、他の手段を取り上げるしか無いかと、僕は考え始めました。

平成29年3月9日(木)


そのままで2週間以上経ち、突然3月9日にてセンチュリー21からメールが届いて来ました。その内容を下に載せます。

(僕) 様

お世話になっております。

本日、センチュリー21ジャパン本部より(僕)様よりのお手紙の件 伺いました。

(僕)様よりのご依頼、早速実行させていただきます。
パークサイドテラスのオーナー様との取引を中止させていただきます。
本日中に空室の募集をストップさせていただきます。

(僕)様には、不快な思いをさせてしまっただけでなく、お忙しい中 お時間まで取らせてしまう結果となり大変申し訳ございませんでした。

人権に関わる問題であり、看過できない事と承知致します。

(僕)様にお願いです。
お忙しい中とは思われますが、弊社代表者がお詫びに伺うことはできますでしょうか?
日時、場所のご要望をお知らせいただけますと幸いです。

何卒、ご査収の程宜しくお願い申し上げます。

センチュリー21三巧商事
古河 一美

最初に、信じられませんでした。まさか、彼らは僕の願いに対応してくれるか、と。勿論、僕は速く返事し、翌週の16日(木)の日程を調整しました。

平成29年3月16日(木)


それで、当日が来たと、僕はセンチュリー21三巧商事の店舗に不安いっぱいで参りました。どうなるかをかなり心配していました。一方で、会社のお詫びを受けるために行っているとは分かっていましたが、他方で、もし会社の代表者は人種差別の言い訳等をしようとし始めたら、間違えなく口論になってしまうと覚悟していました。

店舗に入って、挨拶されて、店内の奥から年上の男性が現れ出て、僕を歓迎して、又奥の部屋に案内してくれました。彼は名刺を渡してくれて、その名刺には「センチュリー21三巧商事の代表取締役社長の 名塚 誠」と書いてありました。僕は名塚社長と一緒に大きな木製テーブルに向かい合って座り、彼の話しを聞きました。

彼の話しに対しては、前も少し言っていましたが、様々な期待を抱いていました。言い訳を出すか、どんな話しをするか、と。そうして、他の少数者も理解出来ると思うのですが、特に、どんな日本語で話してくれるかと、思案していました。特に白人として、日本語で話していても、多くの和人は態と頻りと和製英語や変な言葉遣いで話してくれるのです。くだらない事ではあるかもしれませんが、話し方さえ偏っていたら、本音はどうだろうかと気になって仕方ありません。

しかし、名塚社長は凄く丁寧に話してくれました。変な日本語等を使わず、綺麗な敬語で正常な人間の様に話してくれました。これは特別に珍しく基準を超えて、僕は満足しました。そうして、話しの内容として、言い訳等を一切出さず、単純に僕の意見や主張を認めて、お詫びして下さいました。それに、可愛くて素敵な差し上げを渡して下さいました。



中身は公表しませんが、この結果で僕は大満足でした。それから、話しが終わって、僕は名塚社長に礼を述べて、帰りました。

では、パークサイドテラスの事件により、僕はセンチュリー21から離れて、他の会社を通して部屋を見付けたに違いありませんでしょう。結局、どの会社を使ったのでしょうか。

会社と言うか、実は「独立行政法人」であり、国籍や人種を問わず誰でもどこの物件にも申し込めるUR賃貸を利用する事にしました。ウェブサイトを見て見れば、彼らは「4つのメリット」を宣言していますが、その4つに「人種差別はしない」との5つ目を付け加えたら良いでしょう。

一応、UR賃貸の良い面を話していたら、自分の経験を手短に述べます。先ず、宣言の通りに、礼金、手数料、更新料と保証人は不要です。但し、2ヶ月分の敷金が必要となります。外国人として、少なくとも1年間の在留資格が必要です。そうして、申し込むと、在留資格等の情報が載った住民票の写しも必要です。

僕は団地が初めてですが、暮らしとして、なかなか満足です。僕の団地はやや都心から離れて、自然が豊かでとても静かです。駅まで通うのはちょっと大変ですが、バランスがポイントですね。

悪い面として、人種差別はしないとはいえ、契約を作成したと、URの代表者は僕の漢字表記の名前を使うのを拒否し、「住民票の通りに名前を記入しなければならない」と主張しました。契約そのものには漢字表記が書いてありますが、彼女が僕の情報を入力したと、漢字を使わなかった様です、以上の理由により。

しかし、彼女は自分自身の言葉に違反し、住民票の通りに僕の名前を記入せず、勝手に片仮名に変えて記入した様です。名前程根本的な事さえ尊重出来ないと拙いのではないかと思いますが、全体的に満足しているので、この一点を大目で見る事にしました。

勿論、いわゆる「外国人向けの」不動産屋さんも居るとは分かっていますが、僕の今までの経験から言えば、「外国人向けの」何でもは大抵、「外国人だから日本語出来ないし、日本のやり方を分からない」と言う偏見が前提とされますので、それらを出来るだけ避けようとします。尚、結局UR賃貸を使っても、多方面でガイジン扱いや子供扱いをされたので、やっぱり、どうしても少数者として正常な人間の扱い方を受けるのは難しかろうね。

それでは、団地の新しい部屋からこの話しをお伝えしました。ここまで読んで頂いて、本当にありがとうございました。もしお部屋探しや他の生活のお困りがあれば、是非、下にコメントを残して下さい。お役に立ちたいです。では、次回まで、よろしくお願いします!
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Author:hinichiyuukai
管理者のはっくんと申します。所沢市の非日本人友情協会(日本人も大歓迎)の公式ブログです。人種差別、人権、一般生活の記事を投稿しています。宜しくお願い致します。m(_)m

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